もーう、この最悪ホテルから早く逃れたかった私達は早々に朝食を食べに下のレストラン(という名の喫茶ルーム)に行きました。

そこにはすでにご飯を食べている小さな赤ちゃんをつれた家族がいました。
ご飯が来るまで何気に見てたけど、大変ですね赤ちゃんづれの旅行って。
お父さんは早々とご飯を食べてしまってたけど、お母さんは赤ちゃんがグズるたびに中断されるので全然食事がすすんでなくて大変そう。
結局お父さんが赤ちゃんを外へ連れ出して、その間にお母さんがご飯を食べてたけど、これからああなるんのね私も。
でも、うちのダンナ恐ろしくご飯食べるの遅いから・・・力になるのかなぁ・・・。

で、ここで食べた朝食はもっと最悪でした。
和食か洋食をえらんで欲しいといわれたので和食にしたのですが、来たものは「洋風おかゆ」という変わった味のものでした。
温かいミルクの中にご飯&香草(?)&トマトなどがプカプカしてるのですがおいしくなーい。
パンにしておけばよかったよ〜。
でも、なぜか最近パン食べたくないの。

この日は長崎から湯布院まで行かなくてはいけないので車での移動の一日でした。
本当は「めがね橋」とか見たかったのにな。
この旅行中異常に眠気に襲われていた私は車の中でもずっと睡魔と戦っていました。
自分では戦ってるはずなのに気づいたら寝てるらしく「今寝てたよ」とダンナに言われっぱなしでした。

湯布院についたのは夕方近くだったのですが、この旅館最高でーーーす!!
ここは絶対もう一度来るぞーー!!と来たそうそうに思いました。
ここは今回の旅行でも最高の宿泊料を払ったメインの旅館だったのですが、このお金でも安いくらいだ!とダンナと喜びあいました。

ただねぇ・・・オーナー嫌い・・・。
女性のオーナーなのですが、受け付けでチェックイン時からすでに見下した目で私達を見るのやめてください。
確かにこんなステキな旅館にあまりに不釣合いでしたが、良いじゃないのよ!!
まわりもいかにも定年後の夫婦って人ばかりだし、リピーター客多いのはわかるけど、勝手でしょ〜。
一見さんお断りかい?この旅館は?

でもオーナー以外は恐ろしく態度が良いのです!!
まず部屋までの案内の人!あなた若くてステキ!
この旅館の男性は結構若くてカッコ良い人が多かったのですが、これってオーナーの趣味だよな・・・。
部屋までは色々な所を通っていくのですが、すでに迷いぎみな私達。
案内してくれた彼もまだ新人さんらしく「この道覚えるのに2週間かかりました」と言ってました。
この旅館は部屋(というか家)が庭の中にあちこちに点在してる作りのため、お風呂や部屋、宴会場、ロビーなど庭を通りながら行かないといけないのです。

部屋は庭の奥地だったのですが、庭つきでとっても立派!というか・・・立派すぎて・・・。
我が屋より良い家じゃないの〜。
「別荘」という名だけあって一軒家なのですが、部屋もたくさんあるし廊下も長〜い。
部屋の中にはオーナーの趣味という絵や置物があるのですがちょっとそれが怖かったりして。
確かに格調高い感じはビシバシ感じるんだけど、怖いんだよね・・夜とか・・・。

庭は日本庭園という感じで、その隅には露天岩風呂もついてました。
最高すぎるーーー!!
縁側もあっておちつく感じがまた良しで、ここなら何泊もしたいよぉ〜。
部屋は3部屋あったのですが、1部屋1部屋が広いし、ベットのある寝室あるのにさらにフトンまでひいてくれてサービスもすごい。
部屋の金庫まで和風で「なんて芸が細かいのだ!」と感動しました。
でもトイレまで遠いのがイヤ・・・。
長い廊下歩いていくのは夜中怖くてトイレガマンしちゃった。

お風呂はこの部屋風呂以外に6つだったかあるのですが、大浴場を除いては家族風呂形式でした。
これまたステキ♪
部屋(家)数もそんなに多くないのでどこかのお風呂が必ず開いてて、困ることもないし色々考えているのねぇ。
妊娠中だけどせっかくなのでほとんどのお風呂を制覇してきました。
しかも「これは記念にしないといかん!!」と各浴場の入浴シーンまで写真に撮ってきました。
でもね・・でもね・・・現像したら、ダンナはまぁ問題なかったのですが、1枚が・・・私のお尻・・・うつっててシャレにならなかった・・・。
恥ずかしい・・・もうあの写真屋いけな〜い。
ダンナのアホ!!(←撮ろうと言った自分がアホ?)

私的には大浴場が気に入りました。
お風呂は全て庭にあるので基本的に露天風呂なのですが、大浴場は3つのお風呂が連なっていてステキ!
最初の「洞窟風呂」はただのドーム状の建物の
中にあるお風呂だったけど、露天の打たせ湯が良かった〜。
イスもあるからゆっくりそこに座って肩にお湯をドドーーッとあてるんです。
オーナーが女だと気配りが違うわねと思いました。
しかも大浴場なのに貸しきり状態でした。
人が少ないうえにお風呂いっぱいあるから他の人と重ならないってのも良かったです。

一番のお気に入りは夕食でした。
なんでこんなにおいしいのーーーー!!
個室宴会場で食べるのですが、この宴会場も色々なこだわりがあるらしく、私達の部屋は「風」をモチーフにしたとの事でした。
部屋から見える庭もステキだし、料理は最高だしダンナは超有頂天になってました。
有頂天になりすぎて、「今日はお風呂の調子が悪かったりで忙しいんですよ〜」と話す従業員をつかまえては「この料理最高です!」とか聞かれてもいないのに「実はこの旅行は新婚旅行のかわりなんです!」と話しまくっていました。
従業員さんも優しいのでその長い話にいちいち付き合ってくれるのですが、私達の部屋を出た瞬間にバタバターと走りさる音が聞こえてきて忙しいのがよくわかりました。

料理はここのシェフの創作料理なのですが、コース料理みたいに出来たてがその都度出てくるのでこれまた温かくておいしい〜。
温泉料理とは一味違うわっ!
料理の説明もいきとどいていて、「なるほどなるほど」という感じでした。
オーナー自身はイヤだけど、従業員の教育だけはすごいみたいねと感心。

お腹もいっぱいになったところでなぜかこんな旅館にもカラオケルームがあるとの事でカラオケしに行ってきました。
ここもまた広くて落ちつかなーい。
2人なのに広すぎでした。
でも機械は最新だし、カラオケまで気をくばるとは。

そして疲れた私達は部屋の露天風呂に入って寝る事にしました。
残念な事に星も月も出てなかったけど、部屋に露天岩風呂なんて最高すぎでした。
お布団もフカフカで「最後までさすがだ・・・」と感動しながら朝までぐっすり眠りました。

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